製作事例

刀部へご依頼いただいた日本刀の拵や居合刀(模擬刀)製作・工作の内容詳細を写真をまじえてご紹介しています。ご検討中のみなさまの参考資料としてご活用ください。(事前に掲載のご承諾をいただいた方のみご紹介しています)

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東京都N様 日本刀諸工作(鍔交換、柄巻直し、鞘塗直し)

平成23年に兵庫県で登録の御刀です。無銘。刃渡り73.9cm、反り2.9cm。拵付き。稽古に十分使用できる程度の拵付きで購入された御刀ですが、ご依頼者様の好みに合うよう鍔交換、柄巻直し、鞘塗直しのご依頼をいただきました。もともと牛の裏革で巻かれていましたが豚の表革での巻直しです。標準作の柄巻は少々値が貼りますが品質は間違いがありません。

東京都H様 居合刀諸工作(古い薩摩拵合わせの模擬刀身製作)

標準刀身の刃渡り2尺4寸、柄長1尺1寸9分、鞘を払って1,093gの模擬刀です。ご依頼者様が入手された古い薩摩拵をお預かりし、これに合わせた模擬刀身を製作させていただきました。刀部が販売している居合練習刀や特注の居合刀の刀身と同じ砂型鋳造亜鉛合金製の刀身ですので、観賞用だけではなく素振りなどにもご使用をいただくことが可能です。

東京都H様 居合刀特注製作(まるで大海を表現したような蒼く美しい拵)

標準刀身の刃渡り2尺4寸、柄長8寸5分、鞘を払って780gの居合刀です。きらびやかな青貝散鞘が目を引く蒼い拵で、大海の雄々しさや神々しさを表現したような美しい一振です。800g未満の素軽さで取扱いのしやすそうな居合刀に仕上がりました。

埼玉県U様 日本刀諸工作(居合作/ハバキ、柄前製作 他)

昭和四二年に福岡県で登録の御刀です。無銘。刃渡り69.1cm、反り1.2cm。裸身。ハバキも付いていない裸身の御刀と合わせ鞘をお預かりして、居合刀として利用いただけるよう武用の拵を整えました。ご予算の都合上あまりお金を掛けられなかったため、できるだけ安価になるよう工夫させていただきました。

大阪府N様 居合刀特注製作(標準刀身2尺4寸で700g未満の軽量居合刀)

標準刀身の刃渡り2尺4寸、柄長8寸5分、鞘を払って695gの居合刀です。樋鳴り(居合刀を振った時の風切音)のしやすい軽い居合刀を求められ、軽量に仕上がるようなご選択をいただきました。重量指定を下限無しの条件に変更して製作し700gに満たない軽量な居合刀が完成しました。

埼玉県S様 居合刀特注製作(華やかな藤色の柄巻が美しい、女性剣士の居合刀)

標準刀身の刃渡り2尺3寸5分、柄長8寸、鞘を払って801gの居合刀です。これまでは道場師範の選択した居合刀を使用されていたご依頼者様が、刀身や外装のすべてをはじめてご自身で選んだ愛刀のご依頼をいただきました。本刀最大の特徴ともいえるのが藤色牛裏革の柄糸で巻かれた柄巻。赤色と桃色の間のような色合いが短く起毛された牛裏革の質感と相まって非常に華やかで女性らしい印象を演出しています。

長崎県K様 居合刀特注製作(黒くまとめられた中に金の差し色が光る脇差拵)

脇差刀身の刃渡り1尺5寸、柄長5寸5分、鞘を払って536gの特注脇差です。全体的に黒色でまとめられ所々に金の差し色が添えられた基本的な脇差の拵のご依頼をいただきました。拵のなかでも目立たせることの多い目貫ですが、あえて黒いものを選択されたあたりにご依頼者様の感性を感じます。

北海道K様 日本刀諸工作(居合作/拵一式製作)

昭和五十八年に岐阜県で登録の御刀です。関住兼時郁夫合作。刃渡り75.6cm、反り2cm。拵付き。居合道稽古用に求められた拵付きの御刀です。鞘が型物で鞘鳴りがすることと柄長が短いことから一式の新調をご依頼いただきました。刀部にとっての郷土刀となる、関で打たれた親子合作の御刀に拵を着せるご依頼です。こうしたご相談はやはり大変に嬉しいものです。

東京都N様 居合刀特注製作(濃赤茶色のグラデーションが美しい茶色曙塗の天正拵)

厚口刀身の刃渡り2尺4寸、柄長7寸5分、鞘を払って1,018gの居合刀です。試斬を学ぶ方からご依頼をいただいた実用の天正拵ですが、重量感のある鍔・しっとりとした握り心地の豚革巻柄・飴が溶けたような色合いの鞘塗と見どころもたっぷりの一振です。

栃木県K様 居合刀特注製作(まるで桃山拵。鞘塗の朱が鮮やかな天正拵)

標準刀身の刃渡り2尺4寸、柄長9寸、鞘を払って831gの居合刀です。金具の色こそ落ち着いていますが柄巻の緑、鞘塗の赤、下緒の白がひときわ目を引く華やかな拵は天正拵というよりも桃山拵といった印象を受けます。「踏ん張りが強く腰の低い」特徴の縁金は強い立鼓をとる天正柄に適しています。

神奈川県S様 模擬刀身特注製作(平野藤四郎写し)

鎌倉時代の名工・藤四郎吉光作の短刀「平野藤四郎」の特徴をできる限り再現した写し製作の模擬刀身です。平野藤四郎、厚藤四郎、岩切長束藤四郎いずれかの写し製作をご相談いただき検討した結果、模擬刀の製造に用いられる素材や技術などがもっとも応用しやすく高い再現度が望める平野藤四郎の製作をご依頼いただきました。

東京都N様 居合刀特注製作(写実的な蜻蛉の図柄でまとめた武用の拵)

厚口刀身の刃渡り2尺4寸、柄長8寸5分、鞘を払って996gの居合刀です。写実的な蜻蛉の図柄の金具は刀部の通常取扱いにはありませんがお客様のご希望によりご用意しました。柄形はお送りいただいた手のひら写真をもとに調整をしています。拵全体を黒でまとめていますので、柄の白鮫や金具の金メッキなどが活きてきます。長くご愛用いただきたい一振に仕上がりました。