お手元の御刀をお預かりして、お客様のご希望に応じたさまざまな諸工作を行います。必要な工作は、ご希望内容や御刀の状態に応じて異なります。
刀部では、日本刀諸工作をはじめて依頼する方やどのような工作が必要なのか分からない方に向けて、用途や品質別に3種類の製作方針をご用意しています。

居合作

実使用する御刀に向けた低価格

拵一式:72,000円(税込)から

居合道試斬など実使用を主な目的とする御刀向けの拵製作です。日々の稽古負荷によって生じる摩耗・損耗を前提に考慮し、外装が消耗品であることを強く意識します。安全性を確保しながらも使用者にとって使い勝手が良く、できるだけ安価に仕上げる製作方針です。2022年6月の料金改定に合わせて用いる金具の質が向上しました。

標準作

新旧を融合した新しい定番

拵一式:159,000円(税込)から

現代の材料や技術をうまく取り混ぜながらも本来の掟に基づいて製作する新しい定番です。日本刀の拵としてすべき当たり前の作法にそって作られる標準的で一般的な拵がお求めいただけます。自然と品格が漂う拵になりますので、位列は低くともお気に入りの御刀に恥ずかしくない拵を着せたい方にとくにおすすめです。

鑑賞作

価値ある御刀のための価値ある拵

拵一式:358,000円(税込)から
※金具代金を含まず

各種展覧会で受賞歴を有する職人の技をお楽しみいただけます。選び抜かれた良質な材料をつかった高品位な拵下地本漆塗の鞘塗確かな技術が光る柄巻が施され美術品としての品格をそなえた拵をお届けいたします。

本当によくあるお問合せ

Q.
同じ工作でも価格が異なるのはなぜですか?
A.
製作方針によって職人や材料が異なるからです。同じ工作でも職人が異なれば料金も異なります。また同じ職人でも、使用する材料の品質によって料金差が生まれることがあります。