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アクリル製 日本刀ケースの試作品を見てきました

刀部と同じ岐阜県内でガラス・樹脂製の様々な製品を取扱う株式会社アクティブハヤシ様が試作した刀ケースを拝見してきました。ご興味を持たれた方はぜひ同社までご相談ください。

【初心者向け】拵の検討に役立つ5つの寸法逆算方法

日本刀を入手し拵をつけたいけれど何をどうしたら良い拵になるのか分からない方に向けて、検討の指針になる5つのポイントをご紹介しています。刀身やハバキの寸法をもとにして寸法を逆算するので御刀に合った不自然でない拵を検討することができます。

刃を抜く=歯を抜く?歯磨き売りの見せ物だった居合い抜き

現在、「居合」という言葉を聞いたとき、居合刀に興味のある方ならほとんどの方が「居合道のことだろう」と考えるのではないかと思います。しかし江戸時代にはその卓越した技を見せ物とし、商業的な宣伝の役割を担っていたようです。一体どのような経緯で武術が見せ物になってしまったのでしょうか。

七夕図鍔にみる留守模様の楽しさ

本日7月7日は七夕の日です。旧暦の7月7日の夜に牽牛(ひこぼし)と織女(おりひめ)がカササギのつくった橋を渡って天の川で合うという中国の伝説が有名です。七夕といえば土方歳三佩刀の鍔として広く知られる七夕図木瓜鍔がありますが、伝説の主役である牽牛や織女が見られず石目地に木の葉と紙片しか描かれていません。このような模様を留守模様(るすもよう)といいます。

【職人探訪】<福留房幸刀匠> 建設中の鍛刀場を訪ねました

大太刀・蛍丸の復元プロジェクトを立ち上げた福留房幸刀匠が岐阜県関市に日本刀鍛錬場を建設中です。鍛錬場のいまの様子と、細工所での梵字彫の様子を皆さんにご紹介しています。

居合刀の先祖は美術刀? 関市での製造の歴史について調べてみました

現在世界中でたくさんの人たちに親しまれている居合刀・模造刀の製造はいつからどのように始まったのか、刀都と呼ばれる岐阜県関市の口伝や史料をもとに調査してみました。

小柄小刀の試作品を入手しました

長らく市販されてきたステンレス製小刀の製造が止まってしまっている状況に業を煮やした別のメーカーが代替品の製造についに乗り出しました。運良くその試作品を入手することができたのでご紹介します。

鍔のための金床を新調しました

鍔鳴りをなくすための責金や責タガネを行うときに使用する楕円形の金床を新調しました。あんまり嬉しいので記事にしてしまいました。まったく需要がないとは思いますがご希望寸法で1個より製造・販売対応も行っています。

居合刀の刃渡りは身長で決めるべきか、リーチで決めるべきか

刃渡りの算出するときに身長を基準にする方法と腕を水平に広げたリーチを基準にする方法が広く知られていますがどちらがより適切なのか調べてみました。刀部はリーチ基準での算出を推奨しておりその算出式もご紹介しています。

Shopifyの商品ページOGP画像をメイン画像のみにする方法

Shopifyで1つの商品に複数の画像を登録した場合、最大で3枚の画像がOGP画像として設定されるためシェア先の仕様によってメイン画像以外の画像がOGP画像として表示されてしまいます。つねにメイン画像がOGPカードの画像として表示されるためのコードの編集方法を紹介します。

居合刀(模擬刀)値上げの危機? 噂の真相を探る

「なぜだか理由は分からないが、銅の価格が高くなってきている。困った。」銅の価格高騰の影響による居合刀(模擬刀)値上げは本当に起きるのか調査してみました。

名刀の名にはなぜ「丸」が付くのか

古来より日本では優れたものや人に対して名物・名所・名人などと「名」という文字を付ける習慣があります。また刀剣では「小烏丸」や「鬼丸」のように「丸」の称号を付けた「名」も多く存在します。なぜ名刀・名剣には「丸」を付けて呼ぶようになったのか、その経緯のご紹介をしています。