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厚口刀身の刃渡り2尺5寸5分、柄長8寸5寸、鞘を払って1,121gの居合刀です。長大な刃渡りに重めの鍔を付け1,110g前後の重量指定をいただき、非常に重厚な一振に仕上がりました。柄巻は正絹糸で諸捻巻。正絹糸は木綿糸と比べると光沢があって品が良く非常におすすめです。黒石目塗の鞘の鯉口には補強金具を付けて鯉口割れの未然防止の工夫がなされました。
刀部では居合刀の拵一式特注製作だけでなく、模擬刀身の単体製作も承っています。標準刀身、刃渡り2尺2寸での模擬刀身単体のみ製作をご依頼いただいた事例をご紹介します。重花丁子の刃文は備前長船の一文字派に多く見られる非常に華やかな丁字乱れ刃を模したもので、模擬刀とはいえ見応えがあります。
厚口刀身の刃渡り2尺5寸5分、柄長9寸、鞘を払って922gの居合刀。大振りな刀身に重花丁子刃文が映える見どころたっぷりの一振です。本鞘と同じ製作内容で塗り違いの替鞘付きの豪華な拵一式のご依頼をいただきました。
厚口刀身の刃渡り2尺4寸、柄長8寸、鞘を払って935gの居合刀。茶石目塗の鞘に鶯の革巻柄でどこか侘びた印象の一振です。鞘の鯉口周りには鮫皮を巻いて補強をしています(鮫皮補強)。鮫皮は研ぎ出さず塗り込めていますのでこの補強工作は外観に影響を与えません。
厚口刀身の刃渡り2尺4寸5分、柄長9寸、鞘を払って1,175gの居合刀です。柄の長さいっぱいに茎(なかご)を収めるため長めの刀身素材に工作を行ってご希望の刃渡りに仕上げつつ通常よりも長い茎長を確保しました。またこの特注刀身を収めるため、柄下地は真剣の本職人が製作を行いました(真剣柄)。
厚口刀身の刃渡り2尺7寸、柄長9寸、鞘を払って954gの居合刀です。長大な刀身と柄長ながら棒樋深彫りや軽量な鍔の選択によって重量1,000g未満に抑えた振りやすそうな一振。全体的に色味を抑えてモノトーンに仕上げた、いかにも硬派な武道用という印象の居合刀です。
標準刀身の刃渡り2尺3寸5分、柄長8寸、鞘を払って846gの居合刀です。紺呂塗の鞘、紺色の柄巻で全体的に蒼くまとめられたなかに栗形周りの腰鮫着が目を引く拵です。武用として堅牢な印象のなかにもどこか品格の漂う見事な一振となりました。
厚口刀身の刃渡り2尺4寸3分、柄長8寸5分、鞘を払って953gの居合刀です。お手持ちの鍔の象嵌の半分が多く剥がれている状況を活かして拵を検討されました。象嵌の少ない差表方を「陰」、多く残る差裏方を「陽」と捉え、これに基づいて拵全体に陰陽の表現を散りばめた陰陽の拵です。
標準刀身の刃渡り2尺4寸、柄長8寸5分、鞘を払って831gの居合刀です。縁頭、柄巻の色など柄前の外観を揃えた大小拵としてご依頼をいただきました。本刀はその大刀です。鍔は脇差らしく小さめの喰出鍔を選択されています。
標準刀身の刃渡り2尺4寸、柄長8寸5分、鞘を払って831gの居合刀です。縁頭、柄巻の色など柄前の外観を揃えた大小拵としてご依頼をいただきました。本刀はその大刀です。鍔は重めの木瓜鍔を選択されています。
厚口刀身2尺4寸、913g 居合刀の刀身と鍔の交換をご依…
天正拵の居合刀の柄巻直しのご依頼をいただきました。正絹の柄糸で一貫巻、目貫なしという状態でしたが、細身過ぎて使いづらいことから諸捻巻に改め目貫を追加した例です。