標準刀身2尺4寸、831g

標準刀身刃渡り2尺4寸柄長8寸5分鞘を払って831gの居合刀です。
外装の図柄や色味を揃えた大小拵としてご依頼をいただきました。本刀はその大刀です(小刀の製作事例はこちら)。

五箇伝の一つに数えられる美濃関伝の特徴でもある三本杉の刃文で、棒樋を職人がさらに深く彫り込んでいます(深彫り)。これにより重量が軽減され、樋鳴り(振った時の風切り音)しやすい刀身になりました。
ハバキは庄内のお国振り風、金仕上げです。

柄の外観(木綿/金茶の柄糸、鮫皮の暗朱仕上げ、桜肥後図縁頭、鳳凰図目貫)はすべて小刀との揃いです。

鞘塗は細かな傷が目立ちにくい黒石目塗です。 栗形に付いた上シトドメは出来が良く、金工師手作りのように見えると好評価をいただいています。

画像一覧

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製作内容詳細

※表示する価格は受注当時のものです

価格
60,000円台
重量
鞘をはらって831g
刀身
標準刀身、約72.7cm (2尺4寸)
刃文
三本杉
切先
通常
刀身彫
棒樋深彫り
ハバキ
庄内、金仕上げ
切羽
金仕上げ
T-021-MIR3 春日唐草図鍔
柄長
約25.8cm (8寸5分)
柄形
標準
鮫皮
短冊着、親粒無し、暗朱仕上げ
柄巻
諸捻巻、木綿、金茶
縁頭
K-037-MBR3 桜肥後図
目貫
M-020-MAY1 鳳凰図
鞘塗
黒石目塗
鯉口
通常
栗形
上シトドメ/金仕上げ
返角
無し
下緒
木綿、金茶
鞘尻
通常

お客様の声

お世話になっております。
この度は、とても素敵な大小居合刀を作成してくださりありがとうございます。
早速居合の稽古に持参したところ、仲間にも大好評でした!
あまりにも綺麗な出来栄えで、居合の稽古に使うのがもったいないくらいです。
また、次の機会に貴社へ注文をお願いしたいと存じます。
よろしくお願いします。

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