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厚口刀身の刃渡り2尺4寸、柄長8寸5分、鞘を払って996gの居合刀です。写実的な蜻蛉の図柄の金具は刀部の通常取扱いにはありませんがお客様のご希望によりご用意しました。柄形はお送りいただいた手のひら写真をもとに調整をしています。拵全体を黒でまとめていますので、柄の白鮫や金具の金メッキなどが活きてきます。長くご愛用いただきたい一振に仕上がりました。
本日より居合刀の特注製作にて「互の目に矢筈乱れ」の刃文をご指定いただけるようになりました。矢筈乱れ(やはずみだれ)は矢筈刃などとも呼ばれる刃文の一種で、頭の尖った乱れが二つ並び、それが矢筈のようにV形に開いているものを指します。広く皆さまに親しんでいただけるよう、有料刃文ではなく差額なくご指定いただける無料オプションです。ぜひご検討ください。
厚口刀身の刃渡り2尺4寸5分、柄長8寸5分、鞘を払って1,187gの居合刀です。柄の長さいっぱいに茎(なかご)を収めるため、ご希望の刃渡りよりも長い刀身素材に工作を行って刃渡り2尺4寸5分に仕上げつつ通常よりも長い茎長を確保しています。この特注刀身には鍔と柄前が2式付いており、使用時の都合に合わせて付け替えることができます。
刀部であと払い決済ペイディ(Paidy)が使えるようになりました。ペイディ(Paidy)は決済サービスのPaidy社が提供するお支払方法です。ールアドレスと携帯電話番号だけでお買い物をいただくことができ、翌月1回払いに加えて、分割手数料無料の3回あと払いも可能です。高額になりがちな日本刀諸工作、居合刀の特注製作などでうまくご活用ください。
昭和48年に新潟県で登録の御刀です。無銘。刃渡り64.7cm、反り1.7cm。拵付き。女性居合家の拵の柄前製作と鞘の一部工作をご依頼いただきました。持込をいただいた鍔・縁頭・目貫はすべての馬の図柄です。これら刀装具に描かれる馬の合計が八頭であることから、中国の故事「穆王八駿」にちなんで本刀を号:八駿(はっしゅん)と名付けられました。
昭和44年に滋賀県で登録の御刀です。於岳陽豆州松崎岩吉作。刃渡り74.1cm、反り0.7cm。白鞘付き。抜刀術の道場に入門された方が入門用の一振として求められた御刀をお預かりし、拵一式を製作させていただきました。身幅が広く(約3.6cm)反りが浅い(0.7cm)姿のためうまく収めることのできる型鞘が見つからなかったため一作鞘となりました。
昭和51年に福島県で登録の御刀です。無銘。刃渡り71.0cm、反り1cm。白鞘付き。居合に使用するには少し重いとのことで後樋を入れました。柄は新調して豚革巻にし、鞘は白鞘を塗鞘に仕立て直しています。新たに樋を彫ること(後樋)によって反りが変わったり内包する傷が表面化することがあり、そのリスクについて非常に悩まれていましたが最終的にご決断されご依頼をいただきました。
標準刀身の刃渡り2尺4寸、柄長9寸、鞘を払って771gの居合刀です。ご依頼者様お手持ちの鍔を持込みいただき拵に付けました。また笄・小柄も持込みいただき、鞘を両櫃にして差しています。刀身・柄前・鞘のすべてに趣向が凝らされた見どころのたっぷりの一振です。
冠落し造の刃渡り9寸、柄長4寸、鞘を払って489gの特注短刀(模擬刀)です。短刀は飾って楽しむための観賞用としてご依頼をいただくことが多いですが、本刀は実用の武道具としてご注文をいただきました。刀身の切先から3分の2程度の棟方が削り落とされた形で、さらに鎬地に棒樋と添樋が彫られます。
厚口刀身の刃渡り2尺4寸5分、柄長8寸5分寸、鞘を払って1,088gの居合刀です。
刃渡りは2尺4寸5分と定寸に近い一般的な長さながら樋のない厚口刀身で1,000gを超える重量を確保しています。
柄下地は真剣のそれと同じように茎に合わせて職人が手づくりする真剣柄。立鼓をとって握りやすくし目貫は中央に寄せています。
昭和二十六年に長野県で登録の御刀です。(葵紋)於武州江戸康継。刃渡り2尺3寸2分、反り4分。拵付き。裏銘には「以南蛮鉄作之」とあります。古い天正拵が付いていましたが痛みが進んでいたことから手頃な価格での拵一式の新調をご依頼いただきました。拵の内容について細かなご指定がなく刀部へお任せをいただきました。ご予算と「茶系のシンプルな拵」というお好みのみをお伺いしそれに見合うよう製作をいたしました。
厚口刀身の刃渡り2尺3寸5分、柄長8寸、鞘を払って911gの居合刀です。無双直伝英信流を学んで4年目の中国の居合家からのご依頼で初めて海外からご注文をいただきました。模擬刀ながら銀製の金具を多く使い、全体を黒と銀の2色でまとめています。武用として落ち着きながらも洗練された印象の一振に仕上がっています。