古い薩摩拵に合わせた模擬刀身の製作

古い薩摩拵に合わせた模擬刀身の製作

標準刀身の刃渡り2尺4寸、柄長1尺1寸9分、鞘を払って1,093gの模擬刀です。
ご依頼者様が入手された古い薩摩拵をお預かりし、これに合わせた模擬刀身を製作させていただきました。 刀部が販売している居合練習刀や特注の居合刀の刀身と同じ砂型鋳造亜鉛合金製の刀身ですので、観賞用だけではなく素振りなどにもご使用をいただくことが可能です。

棒樋などの刀身彫はありません。重厚な印象の拵ですが、鞘の掻き入れなどから意外にも比較的細身の御刀が収まっていたと推測されました。 そのため標準刀身規格の模擬刀身を素材に使用しました。

鞘長は83.5cm(約2尺8寸)ほどありますが、付属のツナギからハバキなどを外して限界まで収めたところ鞘長一杯までは入らず途中で止まってしまいました。 鞘の中で掻き入れが詰まってしまっているようで様々に工夫をしても改善することができなかったため、鞘の状態に合わせた最長の刃渡りで製作をしています。 ご依頼者様からは刃渡り2尺4寸程度が良いと伺っており、ちょうどこのご希望を満たすかたちとなりました。

ハバキと切羽も模擬刀身に合わせた型物ですが、古い拵とそれほど違和感なくうまく馴染みました。

製作内容詳細

※表示する価格は受注当時のものです

価格
40,000円台
重量
鞘をはらって1,093g
刀身
標準刀身、刃渡りは鞘の状態合わせ
刃文
互の目に矢筈乱れ
切先
通常
刀身彫
無し
ハバキ
金仕上げ
切羽
金仕上げ
持込品
外装一式
持込品

お客様の声

拵え合わせ模擬刀身、無事受領致しました。
幕末関連の歴史博物館、資料館のディスプレイに飾られてもおかしくない、クオリティになって、戻ってきた錯覚になりました!! 柄が通常より長めですし、薩摩拵(何年か以前に本物の拵を鹿児島・黎明館にて)を見る機会、頑丈でシンプルな鉄製の縁頭の柄、鉄鐺付きの鞘を、入手出来た機会もあり、それなら、いっそうの事、低予算で、模擬刀身で復元出来たら、もっと良くなるのかな!?と。
ハバキと鞘の鯉口の具合も問題ございません。互の目に矢筈乱れ躍動感のある刃文も見事です!
薩摩隼人が、野太刀自顕流の構えで、襲い掛かる仕様!(^ー^)で、構えること前提の再現!(基本的には飾ります・・・。)

拵合わせの模擬刀身製作について

拵合わせの模擬刀身製作をご検討の方は、以下の注意事項をご確認のうえお問合せフォームよりご相談をお待ちしています。

日本刀(真剣)の拵合わせ

  • 持込みいただく拵に収まることが第一優先ですので刃渡りは鞘の状態合わせとなります。ご希望として承ることができますがお約束はいたしかねます。
  • 持込みいただく拵に収まることが第一優先ですので外装機能の動作は検討外となります(軍刀拵の駐爪の効きなど)。
  • 既存の模擬刀身素材をもとにしますので、拵の寸法や形状によっては製作が行えない場合がございます。
  • 模擬刀身ですので日本刀(真剣)ほどの精緻や寸法適合とはなりません。ツナギ替わりの製作は残念ながら不可となります。
  • お預かりする拵の取扱いには十分配慮をしておりますが、製作中に生じる必要最低限の負荷に耐えられず破損をしてしまっても一切の責任を負いかねます。

模擬刀の拵合わせ

  • 当店製品に合わせた刀身製作でしたら致命的な破損などがない限り可能です。
  • 他店製品に合わせた刀身製作の場合、実物を拝見後の可否判断となります。
  • ダイキャスト亜鉛合金製の刀身が収まっていた拵に合わせた刀身製作は行えません。
  • 目釘が斜めに打たれている拵に合わせた刀身製作は行えません。
  • お預かりする拵の取扱いには十分配慮をしておりますが、製作中に生じる必要最低限の負荷に耐えられず破損をしてしまっても一切の責任を負いかねます。

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