標準刀身2尺4寸、800g

標準刀身2尺4寸、800g

標準刀身の刃渡り2尺4寸、柄長7寸5分、鞘を払って800gの居合刀です。
主に金具は銀色、組紐や塗りなどは茶系の二色系統でまとめられた渋い雰囲気の拵です。肥後拵風の金具の姿と相まって華美でなく主張しないことに良さを感じる物静かな印象の一振りになっています。

標準刀身2尺4寸棒樋を掻いた刀身の本刀は鞘を払って800gで、居合刀としてごく標準的な重量に仕上がりました。 大きく湾れて乱れる刃文は見応えがあります。 金具のほとんどは銀仕上げでまとめられており、もともと錆付仕上げの鍔は別注銀燻し仕上げのご指定をいただきました。

柄は刃渡りに対して少し短めの7寸5分です。手のひら写真をご提示いただき使いやすいと考える太さに調整を行いました。 艶のない牛裏革ではなく艶の出る牛表革の柄巻で格調の高さを演出します。柄下地は日本刀と同じように茎合わせでおつくりしたため、柄前を刀身から抜いてメンテナンスしていただくことが可能です(真剣柄)。

鞘は細かな傷が目立ちにくい茶石目塗で、鶯色の下緒を付けます。 下緒は木綿糸のものですが、艶がなくハリのあって本刀の雰囲気に良く合っています。

製作内容詳細

※表示する価格は受注当時のものです

価格
100,000円台
重量
鞘をはらって800g
刀身
標準刀身、約72.7cm (2尺4寸)
刃文
湾れに大乱れ
刀身彫
棒樋
ハバキ
庄内はばき 銀仕上げ
切羽
銀仕上げ
T-066-MIR4 桜透図鍔、銀イブシ仕上げ
柄下地
真剣柄
柄長
約22.7cm (7寸5分)
柄形
手合わせ
鮫皮
短冊着(親粒無し、黒仕上げ)
柄巻
焦茶色牛革表 諸捻巻
縁頭
K-037-MBR2 桜肥後図
目貫
M-050-MAY9 桜図
鞘塗
茶石目塗
鯉口
通常
栗形
並シトドメ/金仕上げ
下緒
鶯色木綿糸 角朝組下緒
鞘尻
通常

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