厚口刀身2尺4寸5分、1088g

1063厚口刀身2尺4寸5分、1088g

厚口刀身の刃渡り2尺4寸5分、柄長8寸5分寸、鞘を払って1,088gの居合刀です。
諸事情によりお届けまでに長期間を要してしまいましたが、先日ようやくお届けすることができました。 刃渡りは2尺4寸5分と定寸に近い一般的な長さながら樋のない厚口刀身で1,000gを超える重量を確保しています。

切先は職人が手作業で面を研ぎ横手筋を立てる横手研ぎでキリッと締まる表情です。 大きく湾れたなかに乱れを含む刃文は波立つ水面のようにも連綿と続く山脈にも見えます。

柄下地は真剣のそれと同じように茎に合わせて職人が手づくりする真剣柄。 柄から刀身を抜くと茎を確認することができます。模擬刀の茎には二穴開くことが一般的で、1つは目釘を打つ目釘穴。もう1つは刀身にメッキ処理を行うときに利用されるメッキ穴です。 立鼓をとって握りやすくし目貫は中央に寄せています

鞘は深みのある濃赤茶が印象的な溜塗です。 透明感のある染料塗料を重ねて塗ることで奥行きと味わいのある独特な塗りに仕上がります。

製作内容詳細

※表示する価格は受注当時のものです

価格
100,000円台
重量
鞘をはらって1,088g
刀身
厚口刀身、約74.2cm (2尺4寸5分)
刃文
湾れに大乱れ
切先
横手研ぎ
刀身彫
無し
ハバキ
金仕上げ
切羽
金仕上げ
T-063-MIR4 梅鉢透図鍔
柄下地
真剣柄
柄長
約25.8cm (8寸5分)
柄形
両立鼓
鮫皮
短冊着、親粒無し、白(無着色)
柄巻
諸捻巻、木綿、紺
縁頭
K-037-MBR3 桜肥後図
目貫
M-023-NBR9 鳳凰図、中央寄せ
鞘塗
溜塗
鯉口
通常
栗形
通常
下緒
木綿、紺
鞘尻
通常

居合刀特注製作のご依頼はこちらから