(葵紋)於武州江戸康継/2尺3寸2分、拵一式製作(標準作)

1099(葵紋)於武州江戸康継/2尺3寸2分、拵一式製作(標準作)

昭和二十六年長野県で登録の御刀です。(葵紋)於武州江戸康継刃渡り2尺3寸2分反り4分拵付き。裏銘には「以南蛮鉄作之」とあります。
古い天正拵が付いていましたが痛みが進んでいたことから手頃な価格での拵一式の新調をご依頼いただきました。 拵の内容について細かなご指定がなく刀部へお任せをいただきました。ご予算と「茶系のシンプルな拵」というお好みのみをお伺いしそれに見合うよう製作をいたしました。

御刀の銘から徳川家を想わせる何かを拵に活かしたいと考え、徳川家康の愛刀・日光助真の拵にかけられている鍔によく似た図柄である四葉文四方猪目透図鍔を選択してみました。

柄と鞘はご希望の茶系でまとめました。柄に付く金具は獅子の揃い図柄、薄茶色の正絹糸で摘み巻です。 飾って楽しむ御刀の柄巻は正絹糸の摘み巻が見栄え良くおすすめです。 鮫皮は白のままではつまらないので時代色揚げで経年の雰囲気を演出しています。

せっかく拵一式をお任せいただきましたので、何か普通ではない趣向を凝らしたいと考えました。 そこで鞘塗師と相談しお守り刀の鞘のように金粉を霞のように散らして鞘に表情を持たせてみました。 あまり多く散らしすぎると下品に映ってしまうためバランスが非常に難しいですが、非常に良い塗りに仕上がったと思います。
暗いなかで一見すると黒呂塗のように見えますが、光があたると艶のある茶色だと認識でき、次に散らされた金粉が上品に輝きます

工作内容詳細

※表示する価格は受注当時のものです

価格
150,000円台
御刀
(葵紋)於武州江戸康継、2尺3寸2分
ハバキ
御刀付属品
切羽
型切羽/金仕上げ
T-085-MIR4 鉄地 四葉文四方猪目透図鍔
柄下地
製作(標準作)
柄長
8寸
柄地
鮫皮、短冊着(親粒付き、時代色揚げ)
柄巻
正絹薄茶、摘み巻
縁頭
K-058-MBR3 真鍮地 流水に獅子図縁頭
目貫
M-062-MAY1 合金 ニ疋獅子図目貫
鞘下地
製作(標準作)
鞘塗
茶潤塗金微塵霞散
栗形
位置通常、上シトドメ 金仕上げ
下緒
正絹 竜甲組無地 薄茶
鞘尻
通常

お客様の声

先日商品が届きました、シンプルで上品な仕上がりになっておりました、ありがとうございました。
手に取り振り回しの感じを見たのですが、元の拵えと柄の長さが違うためか重く感じられられたのですが、しっかりとした拵えができましたので安心して手入れができそうです。

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