標準刀身2尺3寸5分、798g
標準刀身の刃渡り2尺3寸5分、柄長8寸、鞘を払って798gの居合刀です。
薄い竹を編んで重ねた籠の金具の拵からは厳しい稽古を重ねてより上達しようと研鑽する居合家の姿が想起されます。
刃渡りは少々短めの2尺3寸5分、追加の工作を行わない通常の標準刀身です。互の目の先が尖った模様が特徴的な三本杉刃文。 この刀身に軽量な籠目透図鍔を掛けます。 鍔で重心調整を考慮する方もおられますが過度な重さの鍔でない限りその効果はそれほど大きくなく微調整の範囲に留まります。
柄は手のひら写真をご提示いただきこれを参考にしつつ通常よりも細めに仕上げました。柄巻は握りやすいという声を多くいただく豚表革糸で諸捻巻です。 鈴虫の目貫も全体の雰囲気と良く合っています。
鞘は細かな傷が目立ちにくい黒石目塗鞘。栗形には補強のためのシトドメ金具を付けます。全体的に黒い拵に鉄紺色の下緒が良い差し色となります。
製作内容詳細
※表示する価格は受注当時のものです
- 価格
- 60,000円台
- 重量
- 鞘をはらって798g
- 刀身
- 標準刀身、約71.2cm (2尺3寸5分)
- 刃文
- 三本杉
- 刀身彫
- 棒樋
- ハバキ
- 黒イブシ
- 切羽
- 金仕上げ
- 鍔
- T-083-MIR4 籠目透図鍔
- 柄長
- 約24.2cm (8寸)
- 柄形
- 手合わせ、細め
- 鮫皮
- 短冊着(親粒無し、白)
- 柄巻
- 諸捻巻、豚革表、黒
- 縁頭
- K-004-MBR3 籠図
- 目貫
- M-055-MAY9 鈴虫二双図
- 鞘塗
- 黒石目塗
- 鯉口
- 通常
- 栗形
- 並シトドメ/金仕上げ
- 返角
- 無し
- 下緒
- 木綿、鉄紺
- 鞘尻
- 通常
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