厚口刀身2尺5寸、1,036g

厚口刀身2尺5寸、1,036g

厚口刀身の刃渡り2尺5寸、柄長8寸8分、鞘を払って1,036gの居合刀です。
握りやすさを追求した柄前は真剣柄のためメンテナンス性に優れ、今後長くご愛用いただけます。 決して華美でない外観ながら実用性の高い武道用の一振です。

少々長めの刃渡り2尺5寸。通常どおり棒樋を掻き鞘を払って1,036gに仕上がりました。 刃文は刀部独自の互の目に矢筈乱れ堅丸形無地鍔は他の金具と揃えて別注銀イブシ仕上げのご依頼をいただきました。

本刀は柄前にとくにこだわっています。 柄長は事前に何度もお打合せをさせていただき8寸8分狙いでご依頼をいただきました。 ご依頼者様は手汗の多さを自覚されていることから、吸湿性と放湿性に優れた豚革の柄巻をご選択。 柄形は手のひら写真を参考に細めに仕上げました。 長尺刀身を考慮して控え目釘を打ち、大目貫を逆目貫に配してします。

黒石目塗鞘には小豆色の木綿糸角朝組下緒が付きます。 この組合せだと目の錯覚か鞘まで暗い茶色に見えて不思議です。

製作内容詳細

※表示する価格は受注当時のものです

価格
80,000円台
重量
鞘をはらって1,036g
刀身
厚口刀身、約75.8cm (2尺5寸)
刃文
互の目に矢筈乱れ
切先
通常
刀身彫
棒樋
ハバキ
庄内 銀仕上げ
切羽
銀仕上げ
T-092-MIR4 型丸形無地鍔、銀イブシ仕上げ
柄下地
真剣柄
柄長
8寸8分
柄形
手合わせ、細め
鮫皮
短冊着(親粒無し、黒仕上げ)
柄巻
諸捻巻 豚表革、黒
縁頭
K-035-MBR2 瑞雲に龍図
目貫
M-071-MAY2 透かし龍図(大)、逆目貫
目釘
二本打ち
鞘塗
黒石目塗
鯉口
通常
栗形
並シトドメ/銀仕上げ
下緒
木綿角朝組 あずき
鞘尻
通常