大切先刀身2尺5寸、1,111g

大切先刀身2尺5寸、1,111g

大切先刀身の刃渡り2尺5寸、柄長9寸、鞘を払って1,111gの居合刀です。
大切先刀身でのみ横手までの切先寸法が指定できる点を活用して通常よりも少し大きな中切先に仕上げた大身の一振。 柄前はメンテナンス性に優れた真剣柄鞘の両端は金具で補強して堅牢さを増し、今後長くご愛用いただける居合刀に仕上がっています。

通常だと横手まで15センチ程度の大切先となりますが横手まで5センチの切先指定をご依頼いただきました。 標準刀身や厚口刀身だと3.5センチ程度の切先ですので、それよりも少し伸びた中切先になっています。 鎬地には細く浅い樋を二筋掻く二筋樋。通常の棒樋に比べて重量軽減効果は薄いため1,100gを超える重量刀になりました。

柄前は真剣柄のため刀身から脱着することができます。そのため稽古後に柄前だけを日陰干ししたり柄巻直しの際に柄前のみのやり取りになるなど、メンテナンス性に優れています。 金具は桜の図柄で揃え、焦茶色牛裏革糸で一貫巻。どっしりとした根を張る老桜のような印象で大身の刀身に良く合います。

黒石目塗の鞘の両端には金具が付きそれぞれの箇所を補強します。 鯉口には石目地の鯉口金具で割れのリスクを軽減し、鞘尻は鯉口と同じ石目地の桜肥後図鐺金具が保護をします。

製作内容詳細

※表示する価格は受注当時のものです

価格
150,000円台
重量
鞘をはらって1,111g
刀身
大切先刀身、約75.8cm (2尺5寸)
刃文
直刃
切先
寸法指定(横手まで5センチ)
刀身彫
二筋樋
ハバキ
庄内、銀仕上げ
切羽
黒イブシ
T-063-MIR4 梅鉢透図鍔
柄下地
真剣柄
柄長
約27.3cm (9寸)
柄形
標準
鮫皮
短冊着、親粒無し、白(無着色)
柄巻
一貫巻、牛革裏、焦茶
縁頭
K-037-MBR2 桜肥後図
目貫
M-029-MSV0 桜扇図
鞘塗
黒石目塗
鯉口
G-028-MBR2 肥後石目図(土方) 銀イブシ
栗形
上シトドメ/銀仕上げ
下緒
木綿、紺
鞘尻
C-037-MBR2 桜肥後図

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引用元