第5の柄糸

本日より新たに豚の表革をつかった柄巻の取扱いをはじめました。 これまでは木綿・正絹・牛の表革・牛の裏革の4種の取扱いだったので豚の表革が5種類目となります。

生き物の革をつかった革緒では2種類目となる豚革は、柄糸として非常に優れた性質を持っており自信を持っておすすめができる柄糸です。 どこがどう優れているのか、具体的にご紹介をしたいと思います。

豚革のココがすごい!

手触り

豚革の手触りは最高です。
非常に柔らかく、サラッとしていますので非常に握り心地の良い柄巻になります。 刀部でこれまで取り扱ってきた柄糸のなかでは牛の裏革の手触りにもっとも似ていますが、それよりももっとソフトです。触感を言葉でお伝えするのは難しいですね…。

対摩耗性

豚革は摩耗に強い素材といわれます。そのため日々の激しい稽古にもへこたれず長く愛用していただくことができます。 日本刀の外装のなかで柄巻はもっとも頻繁に人体と触れる部分ですから、こうした特徴の革は柄糸として非常に適しているといえます。

吸水性

牛革と比較して豚革は吸水性に優れています。
そのため汗をかいても豚革の柄糸ならばしっかりと吸収してくれます。手汗が多く柄が滑りやすくて困っている方には本当におすすめです。

放湿性

吸水性に優れている豚革は、吸った水分を放出する放湿性にも優れています。 汗を吸いっぱなしで内側に留めてしまうとそうした水分が原因で蒸れ、腐敗を誘発し、そのうち嫌なニオイを発するようになります。 しかし豚革は吸った水分を上手に放出してくれるので、豚革自身はもちろんのこと鮫皮や柄下地を痛めにくいです。

まずは諸工作・特注製作から

このように柄糸として非常に優秀な豚革。刀部では、まずは諸工作特注製作からご注文を承ります。

居合刀特注製作では9900円、日本刀諸工作では22,000円からご注文がいただけます。
柄糸のみの単品販売も行いたいと考えてはいるのですが、当面は様子見です。 というのも現在は牛革と同価格ですがすぐに値上げになってしまうような雰囲気があるからです。
牛革をつかっても柄が滑りやすくて困っている方は、ぜひお早めにご注文ください。

最後にこの豚革は当店が取扱う牛革と違って芯が入っていません。ただでさえソフトな手触りの豚革に加えて芯無しですから、その握り心地たるや最高ですよ。ぜひご検討ください!