厚口刀身2尺7寸、954g
厚口刀身の刃渡り2尺7寸、柄長9寸、鞘を払って954gの居合刀です。
長大な刀身と柄長ながら棒樋深彫りや軽量な鍔の選択によって重量1,000g未満に抑えた振りやすそうな一振です。
特注製作フォームの選択肢では最大長となる刃渡り2尺7寸の刀身の棒樋を職人が手彫りでさらに深く彫り込みました。長い刀身ほど彫り込む量が多くなるため軽くなる度合いも大きくなります。
刃文は湾れに大乱れ。新選組三番隊組長であった斎藤一の愛刀でも知られる鬼神丸国重の作風をイメージしたものです。
鍔は別注銀燻し仕上げ。
柄巻は牛裏革で諸捻巻です。牛裏革はしっとりとして握りやすくおすすめです。
灰色の柄巻は落ち着きのある印象を与えます。全体的に色味を抑えてモノトーンに仕上げたなかに金仕上げの目貫が映えます。
鞘は黒呂塗ではなく紺呂塗です。灰色の柄巻には黒呂よりも紺呂のほうがまとまりを感じるのは店主だけでしょうか。
製作内容詳細
※表示する価格は受注当時のものです
- 価格
- 90,000円台
- 重量
- 鞘をはらって954g
- 刀身
- 厚口刀身、約81.8cm (2尺7寸)
- 刃文
- 湾れに大乱れ
- 切先
- 通常
- 刀身彫
- 棒樋深彫り
- ハバキ
- 黒イブシ
- 切羽
- 黒イブシ
- 鍔
- T-003-MIR4 影蝶透図鍔、銀イブシ仕上げ
- 柄長
- 約27.3cm (9寸)
- 柄形
- 標準
- 鮫皮
- 短冊着、親粒無し、黒仕上げ
- 柄巻
- 諸捻巻、牛革裏、灰
- 縁頭
- K-034-MBR3 怒濤図
- 目貫
- M-022-MAY1 倶利迦羅図
- 鞘塗
- 紺呂塗
- 鯉口
- 通常
- 栗形
- 並シトドメ/銀仕上げ
- 下緒
- 木綿、紺
- 鞘尻
- 通常
- バランス
- 960g前後、手元寄せ
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