標準刀身2尺3寸5分、792g

標準刀身刃渡り2尺3寸5分柄長8寸鞘を払って792gの居合刀です。
鍔、縁頭、柄巻の色などを揃えた大小拵としてご依頼をいただきました。本刀はその大刀です(小刀の製作事例はこちら)。

五箇伝の一つに数えられる美濃関伝の特徴でもある三本杉の刃文で、標準的な棒樋が掻かれます。
ハバキは庄内のお国振り風で黒く燻して落ち着いた雰囲気です。

柄長8寸、柄形はお送りいただいた手のひら写真を参考に職人が調整をしました。縁頭には腰の高さが特徴的な薩摩波千鳥図を選択されました。
梅竹図の鍔には花情竹性(かじょうちくせい/花のようにやさしく竹のように真っ直ぐに)という武道・忍びの極意の意を込められました。これに松の目貫をあわせ松竹梅とし縁起のよい拵になっています。

鞘は細かな傷が目立ちにくい黒石目塗です。

画像一覧

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製作内容詳細

※表示する価格は受注当時のものです

価格
50,000円台
重量
鞘を払って792g
刀身
標準刀身、約71.2cm (2尺3寸5分)
刃文
三本杉
切先
通常
刀身彫
棒樋
ハバキ
庄内、黒イブシ
切羽
黒イブシ
T-033-MIR4 梅竹図鍔
柄長
約24.2cm (8寸)
柄形
手合わせ
鮫皮
短冊着、親粒無し、黒仕上げ
柄巻
諸捻巻、木綿、鉄紺
縁頭
K-033-MBR3 薩摩波千鳥図
目貫
M-026-MAY9 松図
鞘塗
黒石目塗
鯉口
通常
栗形
通常
返角
無し
下緒
木綿、鉄紺
鞘尻
通常

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