人生で初めて新聞に載りました!
本日の中日新聞で刀部の紹介記事を掲載していただきました。
開業から間もない時期の取材であったためお見せできる製品や見本品などが少なく、雑談ばかりしていた記憶があります。
しかしそのなかから情報を拾って記事にまとめあげるのですから、やはり新聞記者はすごいですね。
ただ、店主の説明が言葉足らずだったのか、うまく伝わらなかった部分があるようです。 記事中に事実とは異なる点が少々散見されましたので、念の為訂正をしておきます。
記事内容の訂正
「居合道では、試合や稽古で相手の刀と打ち合うため、高い強度が要求される。」
居合道では相手と刀を打ち合うことはほとんどありません。
居合道は仮想の敵に対応する型の研鑽を積む武道ですから、刀を刀同士やものに打ち付けるような行為は原則としてなく、当店が販売する居合刀、居合練習刀(居合道に使用する模擬刀)はそうした使用を想定してつくられていません。
ただし刀を勢いよく振って急に止める動作は繰り返し行われますので、そうした負荷に耐えられるよう高い強度が要求されるのは記事にあるとおりです。
「真剣の刀装具一式を指す拵製作」
「刀装具」は刀剣関連の専門用語ですので普段から刀剣に関する情報に触れていない方には理解がややこしかったのかも知れません。
日本刀の外装にはいくつかの金属でできた金具が付けられますが、その金具を刀装具(とうそうぐ)と総称します。
刀部で販売する刀装具をつかった日本刀(真剣)の外装製作も承っていますので、「販売する刀装具一式を用いた真剣の拵製作」が正しい表現になります。
紹介記事
模造刀製作 通販サイトで受注
切れる刃が付いていない模造刀は居合道や鑑賞用として使われる。居合道では、試合や稽古で相手の刀と打ち合うため、高い強度が要求される。また、持ち手の柄や鍔も使い手の好みに合ったデザインが求められる。
刀部では、亜鉛合金製の刀身をそろえて強度の要望に応じる。また、刃の表面に見られる「刃文」、鍔や柄の両端に付ける「縁頭」などを自由に選ぶことができ、自分に合った刀を一から注文できる。
サイトでは、金具だけでも販売。市内の工場で作られたものが大半を占める。柄巻を巻き直すメンテナンスや真剣の刀装具一式を指す拵製作も受け付ける。
磯部さんは、大手通販サイトのエンジニアを担当。その後、市内の模造刀メーカーに入社し、直販サイトを運営した。そこで、「いろんなメーカーの金具を使って自由に仕上げたい人もいる。そうしたニーズに応えたい」と独立。刀部を設立した。
本部も市内に設けて地の利を生かす。磯部さんは「職人と相談を重ねて素早く見栄えのいい刀を作りたい」と意気込む。
サイトは「刀部」で検索。
記事で紹介いただいている居合刀の特注製作はこちらから
関市および近郊地域の方でビジネスにお困りの方はセキビズへの相談が本当におすすめです。刀部も開業前からお世話になっています。
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