早勝美濃守盛光/55.5cm(標準作)

栃木県W様 日本刀諸工作

平成十年に岐阜県で登録の御刀です。早勝美濃守盛光刃渡り55.5cm、反り1.2cm白鞘付き
愛刀家のご依頼者様が最初に求めた愛着のある脇差だと伺っています。この御刀に見て楽しむための拵一式の製作をご依頼いただきました。

刃渡り55cm超の大振りな姿で大脇差に分類される本刀。黒呂塗の鞘に金仕上げの切羽やシトドメ金具がアクセントになっています。全体的に黒と金の2色にまとめられ統一感のある拵になりました。

茶系の柄巻をご希望と伺いましたので候補を絞ってご提案をし、正絹の薄茶をご選択いただきました。 観賞用途の拵でしたら、正絹糸の摘み巻がやはり映えます。 鍔、縁頭、目貫はすべて菊唐草の図柄で統一しました。

型鞘ではなく一作鞘の場合、鯉口・栗形・鞘尻の3点は黒水牛の角で製作されます。独特の豊かな丸みと相まって気品があります。 大小拵の場合、小刀の鞘尻は丸尻としますが、本刀は大刀のように切尻で製作をしました。

工作内容詳細

※表示する価格は受注当時のものです

価格
170,000円台
御刀
早勝美濃守盛光/55.5cm
ハバキ
御刀付属品
切羽
型切羽、金仕上げ
T-039-NIR9-S 鉄地 菊唐草図鍔(小)
柄下地
新規製作(標準作)
柄長
19cm程度、姿良く
柄地
鮫皮、短冊着、時代仕上げ
柄巻
正絹薄茶、摘み巻
縁頭
K-028-NBR9 真鍮地 菊唐草図縁頭
目貫
M-078-NBR9 真鍮地 菊唐草図目貫
鞘下地
新規製作(標準作)
鞘塗
黒呂塗
栗形
位置通常、シトドメ金具付き(金仕上げ)
鞘尻
切尻

お客様の声

大脇差の拵え製作の品本日届きました。今までの古い白鞘入りの刀と全く別物に変わりました。
もっと早く頼めば良かったと思いました。刀に拵えを作ってあげるという念願も叶いました。
製作の途中で鍔などの変更等の希望も聞いてもらい大変お世話になりました。
この刀を大切にします。

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