長光作 64.7センチ、拵一式製作(標準作)
昭和六拾参年に東京都で登録の御刀です。長光作。刃渡り64.7センチ、反り1.6センチ。白鞘付き。
「銀製の龍の金具で統一した黒く力強い拵を希望します」とご依頼をいただきました。
当店の現代物金具の取扱いではご希望に沿うことが出来なかったため、ご希望に合う金具を別途仕入れて拵としました。
鍔は銀地ではなく鉄地のものです。鉄地真龍透図鍔。現代物の鋳物写しですが龍の鱗の1枚1枚がはっきり分かるほど見事な高彫で非常に出来が良くおすすめです。 縦・横7.6センチの真円形。少し小さめですが厚みがあるため寸法の割にしっかりとした重さ(128g程度)があります。
柄は長さ8寸。ご希望とおり銀地の龍の縁頭が付き、銀地の龍の目貫を据えます。 鍔と同様にはっきりとした彫りで龍をあらわす高肉彫で見応えがあります。 柄地には親粒の付いた一の切の鮫皮を短冊に着せ、黒い正絹糸で諸摘巻にしています。
鞘尻にも銀製で龍の鐺金具が付きます。鍬形の鐺は迫力のある龍の彫りと相まって力強さを演出。 艶が美しい黒呂塗鞘は見栄えが良く観賞用に最適です。
工作内容詳細
※表示する価格は受注当時のものです
- 価格
- 200,000円台
- 御刀
- 長光作 64.7センチ
- ハバキ
- 現状のもの
- 切羽
- 型切羽 銀仕上げ
- 鍔
- T-080-MIR4 鉄地 真龍透図鍔
- 柄下地
- 製作(標準作)
- 柄長
- 8寸程度
- 柄地
- 鮫皮 短冊着(親粒付き、時代色揚げ)
- 柄巻
- 黒色正絹糸 諸摘巻
- 縁頭
- 銀地龍図金具(現代物)
- 目貫
- 銀地龍図金具(現代物)
- 鞘下地
- 製作(標準作)
- 鞘塗
- 黒呂塗
- 栗形
- シトドメ金具(銀仕上げ)付き
- 下緒
- 黒色正絹糸竜甲組下緒
- 鞘尻
- 銀地鍬形龍図金具(現代物)
- 継木
- 木はばき付き
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