大切先刀身2尺5寸5分、1,153g
大切先刀身の刃渡り2尺5寸5分、柄長8寸、鞘を払って1,153gの居合刀です。
高額になりがちな大切先刀身を使いながらも無料で指定可能な選択肢をうまく利用して7万円台に収めた好例です。
迫力たっぷりの大切先刀身に相応しく1,000gを超える重厚な居合刀で、ご使用者様の体力づくりに大いに役立ちそうな一振となりました。
大切先刀身は追加の加工を行わず標準通りに製作しました。すなわち棒樋は掻かず切先は大切先で横手から切先先までおよそ15cmという刀身です。 この重厚な姿に湾れに大乱れの刃文が映えます。鍔は重さ120g超の流水に勝虫図鍔。この鍔だけが本刀製作における有料オプションです。
縁頭は銅地の鶴亀図です。戸樋形で魚子地の縁金は、表に飛翔する鶴、裏には蓑亀の大変縁起の良い図柄です。暗朱仕上げの柄地(鮫皮)に鶯色の柄巻の取合せにもどこかおめでたい印象を受けます。
鞘は黒石目塗。石目塗は呂塗と比べて細かな傷が目立ちにくいため、実用の居合刀には非常に適しています。
製作内容詳細
※表示する価格は受注当時のものです
- 価格
- 70,000円台
- 重量
- 鞘をはらって1,153g
- 刀身
- 大切先刀身、約77.3cm (2尺5寸5分)
- 刃文
- 湾れに大乱れ
- 切先
- 大切先(標準)
- 刀身彫
- 樋無し
- ハバキ
- 銀仕上げ
- 切羽
- 銀仕上げ
- 鍔
- T-034-MIR4 流水に勝虫図鍔
- 柄長
- 約24.2cm (8寸)
- 柄形
- 標準
- 鮫皮
- 短冊着、親粒無し、暗朱仕上げ
- 柄巻
- 諸捻巻、木綿、うぐいす
- 縁頭
- K-002-MCP3 鶴亀図
- 目貫
- M-003-MAY2 山椒図
- 鞘塗
- 黒石目塗
- 鯉口
- 通常
- 栗形
- 通常
- 下緒
- 木綿、うぐいす
- 鞘尻
- 通常
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