厚口刀身2尺6寸、970g
厚口刀身の刃渡り2尺6寸、柄長9寸、鞘を払って970gの居合刀です。
拵の姿を決める縁金・頭金・鐺金具に肥後金具を使い、革巻の柄前、印籠刻の鞘で、どこか歌仙拵の雰囲気を感じる一振です。
大身ながら棒樋を深く彫って軽量に仕上げることで1,000gを下回る重量となりました。鍔と目貫には密教関連のものをご選択。鉄地 梵字図鍔はどちらかといえば軽めの鍔で、軽く仕上げたいという本刀の趣旨に適しています。
柄長9寸の革巻柄。紺色の牛裏革で一貫巻にし、金剛杵図目貫を中央に寄せて入れました。土方石目図の縁頭は大形の金具で本刀に良く合います。
鞘全体に印籠刻を入れた黒石目印籠刻鞘。鞘尻には本肥後図鐺金具が付きます。鐺金具の樋が最後の刻みのように見えて非常にまとまりがあります。現代物金具の特徴をうまく活かした好例といえます。
製作内容詳細
※表示する価格は受注当時のものです
- 価格
- 110,000円台
- 重量
- 鞘をはらって970g
- 刀身
- 厚口刀身、約78.8cm (2尺6寸)
- 刃文
- 広直刃
- 刀身彫
- 棒樋深彫り、五分止
- はばき
- 庄内、銀仕上げ
- 切羽
- 黒イブシ
- 鍔
- T-051-MIR4 梵字図鍔
- 柄長
- 約27.3cm (9寸)
- 柄形
- 両立鼓
- 鮫皮
- 短冊着(親粒無し、黒仕上げ)
- 柄巻
- 一貫巻、牛革裏、紺
- 縁頭
- K-028-MBR3 土方石目図
- 目貫
- M-035-MAY2 金剛杵図、中央寄せ
- 鞘塗
- 黒石目印籠刻鞘
- 鯉口
- 通常
- 栗形
- 通常
- 下緒
- 無し
- 鞘尻
- C-045-MBR3 本肥後図
コメントはこちら