大切先刀身2尺3寸、947g

大切先刀身2尺3寸、947g

大切先刀身の刃渡り2尺3寸、柄長1尺、鞘を払って947gの居合刀です。
刃渡りに比して長大な柄前は居合刀全体の3分の1程度を占めます。迫力ある大切先色味を抑えた拵が相まって、非常に重厚な存在感を放つ一振です。

大切先刀身は身幅の豊かな刀身素材をつかって横手まで15センチの大切先(別途指定可)に仕上げることを目的とした刀身規格です。 重量は厚口刀身に匹敵し、本刀は居合刀として重めの部類となる947g(鞘を払って)に仕上がりました。 様々な要素が大振りな本刀にあって、鍔だけは通常よりも小さめのものをご選択されています。一様でないこうしたギャップが面白さを生むようです。

柄長1尺。30センチものさしとほぼ程度の大きさといえばこの柄前の長さが伝わるでしょうか。豚革糸で一貫巻海老の意匠の大目貫を逆目貫に入れています。

鞘は黒渦塗。黒色の地に渦の刷毛目をつけた鞘塗です。まるで革包のような重厚な印象となり店主お気に入りの鞘塗のひとつです。 大振りで威風堂々した本刀によく合っています。

製作内容詳細

※表示する価格は受注当時のものです

価格
170,000円台
重量
鞘をはらって947g
刀身
大切先刀身、約69.7cm (2尺3寸)
刃文
小乱れに大乱れ
切先
大切先(標準)
刀身彫
棒樋深彫り、掻流し
はばき
庄内、黒イブシ
切羽
黒イブシ
T-042-MIR4 向い鶴透図鍔
柄長
約30.3cm (1尺)
柄形
両立鼓、細め
鮫皮
短冊着、親粒無し、黒仕上げ
柄巻
一貫巻、豚革表、黒
縁頭
K-032-MBR2 梵字図
目貫
M-070-MAY2 銀海老図、逆目貫
鞘塗
黒渦塗
鯉口
通常
栗形
通常
返角
無し
下緒
正絹昼夜、黒・白
鞘尻
C-032-MBR2 梵字図

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