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「今度結婚することになった女性の友人にしっかりとしたお守り刀を持たせたい」と相談をいただきました。鯰尾造の模擬刀身に黒呂塗の合口拵をご希望いただき、これを基本として嫁入り短刀として相応しいものとなるようできる限りの工夫をしました。
鎌倉時代の名工・藤四郎吉光作の短刀「平野藤四郎」の特徴をできる限り再現した写し製作の模擬刀身です。平野藤四郎、厚藤四郎、岩切長束藤四郎いずれかの写し製作をご相談いただき検討した結果、模擬刀の製造に用いられる素材や技術などがもっとも応用しやすく高い再現度が望める平野藤四郎の製作をご依頼いただきました。
冠落し造の刃渡り9寸、柄長4寸、鞘を払って489gの特注短刀(模擬刀)です。短刀は飾って楽しむための観賞用としてご依頼をいただくことが多いですが、本刀は実用の武道具としてご注文をいただきました。刀身の切先から3分の2程度の棟方が削り落とされた形で、さらに鎬地に棒樋と添樋が彫られます。